ウイルス不活化コンソーシアム

設立趣意書

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスは、今なお感染が拡大しています。2020年1月に国内初の感染者が確認されて以来、すでに今日までに感染者数は七万人を超え、社会経済活動には大きな被害が生じています。

世界各国でウイルス感染抑止に向けた様々な研究が進んでいるものの、未だに有効な治療法やワクチンは確立されておらず、市民は日々の外出を控え、幾重にも予防策を講じなくてはならない窮屈な生活を余儀なくされています。

本コンソーシアムは、理化学研究所光量子工学研究センターの研究成果によるSARS-CoV-2(コロナウイルス)の不活化や、気流計測の手法をはじめ、様々な取り組みを早期に社会実装し、一日も早い感染抑止を目的に設立するものです。

民間企業や学術、行政機関とも連携しつつ、この成果を活用した展開を積極的に推進することで国内はもとより広く世界に貢献できるよう力を尽くします。